Neural Design Lab.(NDL)代表です。
お正月、箱根駅伝の激走を眺めながら、もう一つ、世界を走る大きなニュースに目が止まりました。 ソフトバンクグループが、ChatGPTの生みの親であるOpenAIに対し、約225億ドル(約3兆円!)もの追加出資を行い、株式の11%を持つ主要株主になったという報道です。
「また孫さんが大博打に出たな」 そう思った方も多いでしょう。 しかし私は、このニュースを「中小企業にとっての朗報」だと捉えています。 今日は少し昔話を交えて、その理由をお話しします。
「周りが全員SoftBank」だった福岡時代
昔、私が仕事で福岡に赴任した時のことです。 それまで私はauユーザーだったのですが、福岡に行ってみて驚きました。 周りの同僚も、取引先も、見事に全員がSoftBankの携帯を使っていたのです(さすがホークスのお膝元!)。
私はすぐにauからSoftBankへ乗り換えました。 なぜか? 「みんなが使っている」という安心感と、通信の繋がりやすさ(当時、同キャリア間無料通話などが強かった)というメリットがあったからです。
これと同じことが、今、AIの世界で起きようとしています。
「得体の知れないAI」から「日本のインフラ」へ
これまで、海外製のAIに対して「セキュリティは大丈夫か?」「日本語の壁はないか?」と不安を感じていた経営者の方も多いと思います。
しかし、日本の通信インフラの一部を支えるソフトバンクが筆頭株主になったことで、状況は変わります。 OpenAIの技術は、これから急速に「日本仕様」にチューニングされ、サポート体制も強化されていくでしょう。 いわば、「得体の知れない黒船」が、「いつもの通信キャリアが提供するインフラ」に変わるのです。
難しいことはプロに任せて、果実だけを得る
かつて私が福岡で、難しいことを考えずにキャリアを変えて便利さを享受したように。 皆様も「裏側の資本提携」なんて難しいことを気にする必要はありません。
ただ一つ言えるのは、「世界最強のAIが、日本の中小企業にとって、グッと身近で安全なものになった」ということです。
孫さんの「博打」のおかげで、道路は舗装されました。 あとは、その道路を使って、私たちがどこへ走り出すか。 NDLは、その「走り方」をナビゲートする存在でありたいと思います。




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